玉ねぎボーイ

その時思ったことを何となく書くブログ。

今でも呼吸するように思い出す【ナラタージュ】

どうも、モモグロの29です^_^

 

突然ですが、私は音楽・映画・読書・旅行が主な趣味です^ ^

音楽は年中ハマってますが他の3つはローテーション気味な感じで、しかも各それぞれにもジャンル別でローテーションになってます。

 

例えば今なんですが、今は読書にハマってて、その中でも『切ない恋愛小説』『少女漫画』を主に読んでます(^。^)

 

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今回このナラタージュを選んだのは映画が公開されたということで、そいえば以前に読んだけどあまり覚えてなくちょうど今のハマりテーマにも合ってそうだなと思ったから。

 

ちなみにナラタージュとは回想という意味のようです。

 

映画の予告編見たけどめっちゃ良さそう!

 


映画『ナラタージュ』WEB予告

 

映画の配役は

 

葉山先生・・・松本 潤

工藤 泉・・・有村架純

小野怜二・・・坂口健太郎

 

葉山先生⇦工藤 泉⇦小野怜二という恋愛模様です。

 

今回読み進めていってる中で、有村架純さんと坂口健太郎さんはそのままイメージしながら読んでたんですが、葉山先生だけなんか松潤って感じがしなくてずっと響け!ユーフォニアム滝先生をイメージしてました。

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 【あらすじ】

 


大学2年生の泉のもとに、高校時代の演劇部の顧問・葉山から、後輩たちの卒業公演への参加を依頼する電話がかかってくる。高校時代、泉は学校になじめずにいた自分を助けてくれた葉山に思いを寄せていたが、卒業式の日に起きたある出来事を胸にしまったまま、葉山のことを忘れようとしていた。しかし1年ぶりに葉山と再会したことで、抑えていた恋心を再燃させてしまう。一方、葉山もまた泉に対して複雑な思いを抱いていた。

    映画.comより

 

 ※これから先はネタバレ部分も含みます 

 

 

 

 

 

 

 

 

泣くわ、これは。。。

精神的に追い詰めてしまった妻に負い目を感じてもう誰も傷つけたくはないと一線を引いてしまう先生。

最初は泉を助けてあげないとという気持ちで接していたが、先生自身も精神的に不安定の中、泉の存在はだんだんと特別になっていく。

けど、『君には何も与えてやれない』と言いながら要所要所で泉に頼る先生を途中は苛立ちながら読んでました。

先生!この子を幸せにしてやれよ!ってひとり言を言ったり(^^;

 

同じ所に止まってしまって動こうとしない先生。それにに振り回される泉。それでもどうしようもなく先生を求めてしまう。。

これは僕自身も周りが見えないくらい好きになった人がいたのでなんとなくこの気持ちは分かるような気がしました。

 

そして、

 

『お願いだから私を壊して、帰れないところまで連れていって見捨てて、あなたにはそうする義務がある。』

 『それに応えれないのならもう二度と私の前に姿を見せないでください。』

『そして戻ってくる奥さんと遠く知らない場所で幸せになって。』

 

 

そうやって離れた二人。

このシーンで終わってもいいのになと思ってましたが続きの場面でさらに号泣。。

 

 

月日が経ち、就職もし結婚も決まり、忙しさに追われ先生との日々ももう過去の事だと思っていた中、たまたま仕事絡みで会った先生の知り合いから聞いたある話によって一瞬にして彼との日々の戻されてしまった泉。

 

 

そして、

 

 

『これからもずっと同じ痛みを繰り返し、その苦しさと引き換えに帰ることができるのだ』

 

 

『そして私はふたたび彼と出会うのだ』

 

 

『何度でも』

 

 

もうこの切なさはほんまヤバイです。。

 

 

 

実る実らない関係なしに、ここまで人を愛せる、愛せた事はある意味幸せということなのかもしれない。

痛みを伴い切なすぎて涙が出るのにそれが幸せってなんか変ですがそんな事を思わしてくれる話でした。。

 

 

 

ほんとこの余韻に何度も、何度でも戻りたくなる小説です。

 

 

 

 

映画化してくれなかったら再読しなかったかもしれないので映画化に感謝。。

 

 

   

 

 

 

それは特別な存在。

 

 

 

 

 

けど傍にいることができない存在。

 

 

 

 

 

この先もう会うことはないだろう存在。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

けれど、今でも呼吸するように思い出す。