満願
どうも、モモグロの29です
氷菓で有名な米澤穂信さんの【満願】という短編集を読んでみました
6つの短編でどれも怪しい雰囲気を漂わせながら話が進みます
各話に繋がりはなくどの話から読み始めてもいいと思います
すごい気になる展開ばかりで最後の方で急に物語が動く感じがいいですね
個人的には【関守】という話がゾッとしました
山奥の崖から転落する車が何件かあり、それを呪いか何かの記事にするため語り部のライターが取材しに行く話です
あの人があの話をし始めた時にこれはヤバイと思いました
もしこの小説を読んでみてよかったら同じ著者の【儚い羊たちの祝宴】もオススメ
こちらも怪しい雰囲気の短編ですがバベルの会というサークルでそれぞれ繋がっています